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- ご家族の物忘れが気になる方へ
ご家族にこのような症状はありませんか
同居している、あるいは久しぶりに実家に帰省した際、ご家族の様子に「以前とどこか違うな」と違和感を覚えることはありませんか?もの忘れや認知症の初期サインは、ご本人よりも、身近で見守られているご家族のほうが先に気づくケースが非常に多いです。以下のような行動や変化がないか、チェックしてみてください。
- 何度も同じことを言ったり、数分前に聞いた質問を繰り返したりする
- 置き忘れやしまい忘れが増え、いつも「財布がない」「鍵がない」と何かを探している
- 「ご飯はまだ?」「薬はもう飲んだっけ?」など、直前の出来事自体を忘れている
- 家の中に同じ食材が大量に買い込まれている
- かかりつけ医から処方されているお薬が多量に残っている
- 通い慣れているはずの近所のスーパーや散歩道で迷子になったことがある
- 急に怒りっぽくなったり、逆に意欲を失って一日中ぼんやり過ごしたりしている
これらは単なる加齢による「ド忘れ」ではなく、脳の認知機能障害から生じるサインかもしれません。特に、薬の飲み残しや食材の重複買いといった「手段的日常生活動作(IADL)」のトラブルは、軽度認知障害(MCI)や認知症の初期段階で現れやすい重要な変化です。
当院の特徴(家族向け)
ご家族のもの忘れに気づいても、「専門病院を受診させるのは敷居が高い」「本人が受診を拒否して連れて行けない」とお悩みになる方は少なくありません。西園内科クリニックは、そのようなご家族の不安に寄り添った診療を行っています。
敷居の低さと高い専門性の両立
大手の専門病院(認知症疾患医療センターなど)を受診しようとすると、予約が1ヶ月以上先になることも珍しくありません。当院なら、普段の風邪や生活習慣病の診察と同じように、地域のかかりつけ医として「おかしいな」と思ったときにすぐアクセスしていただけます。
徹底的な原因の識別
当院の院長は総合診療だけでなく、老年精神の診療や在宅医療の経験も豊富です。認知症のチェックリストだけに頼るのではなく、患者様が元々はどのような性格で、どんなお仕事をされていたのかという生活背景(これまでの生活、仕事、性格、得意だったことなど)まで丁寧に伺います。「なぜその行動や症状が起きているのか」を診察で徹底的に突き詰め、正確に識別いたします。
当院のサポート
当院では、患者様ご本人の治療はもちろんのこと、一番の支え手であるご家族を孤立させないためのトータルなサポート体制を整えています。
即日の頭部CT検査
当院では、もの忘れの原因を評価するため、原則として頭部CT検査を行っています。認知症に伴う脳の変化だけでなく、正常圧水頭症や慢性硬膜下血腫など、治療によって症状の改善が期待できる疾患が隠れていないかも確認します。
院内にCTを備えているため、診察の結果必要と判断した場合には、原則として当日に検査を実施できます。撮影したCT画像は放射線科専門医による読影も行い、担当医による評価とあわせて診断に役立てています。
生活に寄り添った療養指導
認知症の進行を遅らせるためには、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を適切に管理することは、脳血管障害の予防や認知症のリスク管理の観点から重要です。一律に生活習慣を変えるよう求めるのではなく、患者様とご家族の生活リズムを大切にしながら、無理なく続けられる工夫を一緒に考え、ご家族の介護負担を減らすアドバイスを心がけています。
お気軽にご相談ください
ご本人が「自分はどこも悪くない」と受診を頑なに拒否されるケースは多々あります。無理に「もの忘れの検査に行こう」と伝えると、自尊心を傷つけて関係が悪化してしまうことがあります。
「もの忘れ」を強調すると受診への抵抗が強くなる場合があります。「最近の体調を一度診てもらおう」など、ご本人が受け入れやすい声かけを工夫することも一つの方法です。
当院は「柔軟で優しい医療」を大切にしていますので、どうしてもご本人が足を運べない場合は、まずはご家族の方だけでお悩みをお話しに来ていただいても構いません。診断や治療には原則としてご本人の受診が必要となりますが、悩みを一人で抱え込まず、まずは私たちのクリニックを頼ってください。
地域包括支援センターとの連携について
院長は、飯塚市における認知症相談窓口(飯塚市の認知症ケアパス等)の認知症対応医療機関の担当医を務めており、地域の医療・福祉のネットワークと深く繋がっています。
認知症のケアは、病院の中だけで完結するものではありません。住み慣れた地域で穏やかに暮らし続けるためには、公的な介護サービスや地域社会のサポートを上手に活用することがとても大切です。そのため当院では、飯塚市の「地域包括支援センター」やケアマネジャーと緊密に連携するシステムを構築しています。
診断結果をもとに、必要に応じて介護保険の申請や福祉サービス利用についてご案内し、地域包括支援センターなど適切な相談先へつなぎます。生活の基盤をしっかり持ち、ご家族の皆様が心に余裕を持てるよう、私たちはいつでも寄り添い続けます。