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認知症は防げるの?
認知症は加齢だけで決まるものではなく、高血圧、糖尿病、運動不足、難聴、喫煙など、発症リスクに関係するさまざまな要因が知られています。生活習慣や健康状態を整えることは、認知症の発症リスクを低減するうえで重要と考えられています。年齢にかかわらず、無理なく続けられる健康管理に取り組むことが大切です。
若いうちから、あるいはシニア世代になってからでも、日々の食事や運動、睡眠、ストレス管理などを見直すことで、もの忘れの進行を予防・遅らせることは十分に可能です。
当院長は総合診療だけでなく、老年精神医学や在宅医療の経験も豊富であり、飯塚市の認知症対応医療機関も担当しています。医学的な専門知識をもとに、皆様が今日から始められる具体的な予防のアドバイスを行っています。
食生活の大切さについて
バランスのよい食生活は、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの予防・管理を通じて、脳血管の健康を保つうえでも重要です。野菜、果物、魚、大豆製品などを取り入れ、塩分や過剰な糖分・脂質を控えることを意識しましょう。
塩分・糖分の控えめな食事
過度な塩分や糖分の摂取は、動脈硬化を進行させ、脳梗塞などを原因とする脳血管性認知症のリスクを高めます。
当院の生活習慣病・予防指導では、患者様の現在の生活リズムや好みを否定せず、今の生活軸の中で、無理なく長く続けられる工夫を一緒に考える優しいアプローチを大切にしています。
運動習慣をつけましょう
食事と並んで強力な予防効果を持つのが運動習慣です。体を動かすことは、脳の血流を増加させ、記憶を司る「海馬」という部分を刺激して神経細胞の成長を促すと言われています。
息が少し弾む程度のウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動を、1日20〜30分、週に数回行うだけでも効果があります。運動習慣は、認知機能低下や認知症のリスク低減に役立つ可能性があります。ウォーキングなどの有酸素運動を、体調や体力に合わせて無理なく継続することが大切です。
お散歩のついでに景色を楽しむなど、笑顔で楽しく続けられるマイルールを一緒に見つけていきましょう。
薬の副作用について
「最近急にもの忘れがひどくなった」「なんだか一日中ぼーっとしている」という場合、実は認知症ではなく、今飲まれている「お薬の副作用」が原因であるケースが少なくありません。
高齢の方では、睡眠薬、抗不安薬、抗ヒスタミン薬など、お薬のなかには、脳の働きを緩やかにさせる成分が含まれているものがあり、代謝機能が落ちたシニア世代では、その副作用が「もの忘れ」や「認知症のような症状」として表面化してしまうことがあるのです。また複数の医療機関から薬を処方されている場合には、重複や相互作用にも注意が必要です。
当院ではお薬手帳などを確認し、現在服用している薬剤を整理したうえで、必要に応じて処方内容を見直します。薬剤が症状に関係していた場合には、お薬の調整によって改善することも珍しくはありません。
気軽にご相談ください
認知機能に影響する要因は生活習慣だけではありません。睡眠の問題、難聴、うつ状態、薬剤の影響、貧血や甲状腺疾患などの身体疾患が、もの忘れや認知機能低下の背景に隠れていることもあります。当院では、必要に応じてこれらの原因も含めて総合的に評価します。
当院長は飯塚の地域医療に深く根ざし、幅広い疾患に対応できる経験と資格を持っています。
私たちは目標を少し緩めてでも、患者様が長く笑顔で付き合っていける温かい関係性を大切にしています。少しでも気になる変化があれば、いつでも気軽にお話しに来てください。