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もの忘れ外来とは
もの忘れ外来とは、ご自身やご家族の「最近忘れっぽくなったかな」という小さな変化を気軽に相談できる専門外来です。
認知症の診断は非常に複雑で、単なる年齢によるもの忘れなのか、あるいは治療が必要な病気によるものなのかを丁寧に見極める必要があります。当院長は総合診療に加えて精神科領域の在宅医療の経験も豊富であり、飯塚市の認知症対応医療機関(飯塚市の認知症ケアパス等)の担当医も務めています。
当院は「おかしいな」と思ったときにすぐ受診できる小回りの良さと、高い専門性の両立が強みです。地域のかかりつけ医として、患者様とご家族が抱え込みがちな不安に優しく寄り添い、穏やかな生活を長く続けていけるようトータルでサポートいたします。
このような症状はありませんか?
もの忘れには、加齢による自然なものと、病気の初期サインであるものが存在します。以下のような変化に気づいたら、一度当院へご相談ください。
- 何度も同じことを言ったり、同じ質問を繰り返したりする
- 物の名前が思い出せなくなったり、置き忘れやしまい忘れが増えたりした
- 今日が何月何日なのか、今が何時なのか分からなくなることがある
- 以前は得意だった料理の味付けが変わったり、段取りが悪くなったりした
- 約束を忘れて急に怒り出すなど、性格や感情に変化が見られる
認知症セルフチェックリスト
こんなことに思い当たりませんか?
まずはチェックしてみましょう。
5分前に聞いた話を思い出せなかったり、周りから「いつも同じことを聞く」などと指摘をよくされますか?
以前に比べて仕事や家事の段取りが悪くなりましたか?
以前より馴染みの場所や道で迷うことがありますか?
以前に比べて、周囲への配慮が無くなったり、孤立するようなことがありますか?
以前に比べて、落ち着きが無くなったり、周囲のことに注意がそれやすくなりましたか?
貯金の出し入れや、家賃や公共料金の支払いは一人でできますか?
一人で買い物に行けますか?
バスや電車、自家用車などを使って一人で外出できますか?
自分で掃除機やほうきを使って掃除ができますか?
電話番号を調べて、電話をかけることができますか?
合計 0点
5点以上は、認知機能低下や社会生活に
支障が出ている可能性があります。
お近くの医療機関や相談機関にご相談ください。
※このチェックリストの結果はあくまで目安です。医学的診断に代わるものではありません。
認知症の診断は医療機関での受診が必要です。セルフチェックリストの点数が問題なくとも、疑わしい症状があるときは必ず医療機関に相談されてください。
※身体機能が低下している場合は、点数が高くなる可能性があります。
もの忘れの主な種類
一口に「もの忘れ」と言っても、その原因となる疾患はさまざまです。主に以下のような種類があります。
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アルツハイマー型認知症
認知症の中で最も多く、脳に特殊なタンパク質が溜まることで神経細胞が減少し、記憶障害や見当識障害が緩やかに進行します。
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脳血管性認知症
脳梗塞や脳出血などの脳血管障害によって脳が損傷することで生じる認知症であり、脳血管障害の発症に伴って、認知機能が段階的に低下することがあります。
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レビー小体型認知症
実際にはないものが見える「幻視」や、動作が遅くなる・歩行の不安定さといったパーキンソン症状、認知機能や注意力の変動などが特徴です。
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その他の原因(識別が重要な疾患)
「1日中ぼーっとしている」「急に変な行動をとる」といった症状の原因が、重度の貧血や睡眠時無呼吸症候群、その他の内科・精神疾患である場合もあり、それぞれ治療法が全く異なります。
もの忘れ外来の流れ
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ステップ01
事前予約(推奨)
じっくりとお話を伺うため、事前にお電話もしくはweb予約にて当院へのご予約をお勧めしております。
以下のリンクから、「問診票」をダウンロードし、内容を事前にご記入いただき当日ご持参ください。
もしくは事前に来院いただければ、「問診票」をクリニックでお渡しすることも可能です。 -
ステップ02
問診と診察
医師がご本人から優しくお話を伺うとともに、身近で見守られているご家族からも日常生活のご様子を詳しくお聞きします。
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ステップ03
検査の実施(即日対応)
診察後、原因を評価するための頭部CT検査や、認知機能を評価する各種テストを行います。
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ステップ04
結果説明と治療方針の決定
当院の医師と放射線専門医による二重チェックを行った上で、診断結果と今後の療養計画について分かりやすく丁寧にご説明いたします。
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ステップ05
地域・かかりつけ医との連携
状態が安定した後は、かかりつけ医の先生方とも密に連携しながら治療を継続していただける体制も整えています。
もの忘れ外来で行う検査
頭部CT検査(原則全員に実施)
当院では、もの忘れの原因を評価するため、原則として頭部CT検査を実施しています。認知症に伴う脳の変化を評価するとともに、正常圧水頭症や慢性硬膜下血腫など、治療によって症状の改善が期待できる疾患が隠れていないかを確認します。院内にCTを備えているため、診察の結果必要と判断した場合には、原則として当日に検査を実施できます。
認知機能テスト
記憶力や見当識(時間や場所の感覚)、計算力などを測る簡易的な質問形式のテストを行い、現在の認知機能の状態を客観的に評価します。
もの忘れ外来でよくあるご質問
本人が「自分は大丈夫」と言って受診を拒否するのですが、どうすればいいですか?
無理に「もの忘れの検査に行く」と伝えると、自尊心を傷つけてしまうことがあります。「健康診断の代わりに行こう」「血圧の相談についでに行こう」など、普段の内科受診の延長として優しく声をかけてみてください。当院はとても「柔軟で優しい医療」を心がけていますので、まずはご家族の方だけで事前にご相談いただくことも可能です。
もの忘れや認知症は、生活習慣を見直すことで予防できますか?
生活習慣や健康状態を整えることは、認知症の発症リスクを低減するうえで重要と考えられています。高血圧や糖尿病などの生活習慣病、運動不足、難聴、睡眠の問題など、認知症の発症リスクに関係するさまざまな要因が知られています。当院では、それぞれの生活背景に合わせて、無理なく続けられる健康管理を一緒に考えていきます。